過去の研修 内部障害領域


昭和大学教授 宮川哲夫 先生
 ●『基礎から実践 呼吸リハビリテーション』

研修光景

 

講師著書



神戸大学大学院保健学研究科 准教授 井澤和大先生

 ●『心臓リハビリテーションの基礎知識とリスク管理(フィジカルアセスメント含む)』

 ●『心臓リハビリテーションの基礎知識とリスク管理(フィジカルアセスメント含む) 第2弾』

 ●『内部障害系リハビリテーションー循環・代謝・身体的フレイルに着目してー』

 昨今、急性期病院の在院日数は短縮傾向にあり、今後も急性期病院から直接自宅在宅となる例も多くなってくる可能性があります。一方、在宅での内部障害の数は,93万人(厚生労働省;平成23年生活のしづらさなどに関する調査)で、その中でも心機能障害を有する65歳以上の高齢者は、46.5万人といわれております。 また、糖尿病や呼吸器など、重複障害を有する例も少なくはありません。さらに、老健で通所でも心機能障害を有する例もあり、医学的治療のために医療機関に入院し、戻るというケースも少なくはありません。

 

 井澤先生の取り組んでいる研究に関して、共同研究者の先生がNHKのクローズアップ現代に出演されました.

 

 

●『内部障害における重複障害に対するリハビリテーション~循環器疾患を中心として~』

 わが国では、超高齢化に伴って、肢体不自由のみならず、内部障害も急増しております。その内部障害の中でも、代謝性疾患を含む心臓疾患により急性期病院に入院となった患者の退院後の再入院率は、高いということも明らかとなっています。また、これら患者の身体機能や認知機能は再入院率にも関係します。 昨今、急性期病院の在院日数は、短縮傾向にあります。つまり、医学的治療を終えた後、すぐに退院、発症から間もない時期より、セラピストは、回復期・在宅・通所での介入をする機会が今後ますます増加していく可能性があります。しかし、現段階においては、例えば、実際にはこれらの患者に対する在宅訪問リハビリの介入率は、一桁台と、極めて低いのみならず、プログラム自体も十分に確立されているとはいいがたい状況です。本講義では、1)代謝・心臓疾患の病態、2)リスク管理、3)フィジカル・イグナミゼーション、4)運動療法、5)行動科学的アプローチをキーワードとし、述べたいと思います。また、これまで、我々が培ってきた主なエビデンスを、提示しつつ、今後の課題等についても触れ、皆様方とともに情報共有できれば幸いです。
 
        参考URL1   参考URL2

【参考文献】
 ●井澤和大, 平野康之;高齢者理学療法学-5章8 心疾患に対する高齢者の理学療法, 医歯薬出版 2017
 ●平野康之, 井澤和大;高齢者理学療法学-4章6 訪問リハビリテーションにおけるリスク管理、医歯薬出版 2017
 ●平野康之, 井澤和大;在宅療養者の診かたー評価をプログラムに反映させるー:心不全・緊急対応「応急対応」の仕方
   文光堂 2015
 ●笠原酉介, 井澤和大;心臓リハビリテーションのエビデンス診療ギャップとその対応 「合併症の多い高齢患者」
   文光堂 2015


研修光景

 

講師著書

 


神奈川県立保健福祉大学准教授 内田賢一 先生

 ●『リハビリテーションにおけるリスク管理とクリニカルリーズニング』


 

 

2015年10月04日